ホームページで集客できない理由|入口・受け皿・数字・打ち手【2026年10月】
ホームページで集客できない原因は、人を連れてくる「入口」の不足か、来た人の次の行動が決まっていない「受け皿」の作りのどちらか(または両方)にあります。「ホームページを作ったのに問い合わせが月0〜数件」という中小企業の経営者・Web担当者に向けて、この記事では、入口と受け皿それぞれの原因、スマホ表示や表示速度などの確認点、社内で確認できる数字、入口を増やす手段の比べ方、作り直す場合の費用と補助金、外注・自動化の判断ポイントまで順に説明します。
ホームページで集客できないのはなぜ?結論は「入口」と「受け皿」の2つ
結論を言うと、ホームページ(HP)は、たどり着いた人が「この会社に頼んでよいか」を判断する受け皿であり、人を連れてくる仕組みそのものではありません。人を連れてくるのは検索・地図(Googleビジネスプロフィール)・SNS・広告という入口で、問い合わせが来ない場合は、入口の数が足りていないか、受け皿の中で次の行動が1つに決まっていないか、そのどちらか(または両方)に当てはまることが多くあります。
受け皿とは、入口からたどり着いた人が、会社の実績・料金・強みを見て問い合わせるかどうかを決める場所を指します。社内でホームページを更新する担当が決まっていない企業ほど、受け皿の中身が公開時のまま止まりやすく、入口を増やす前にまず受け皿を点検する価値があります。
ホームページの入口の問題:検索・地図・SNS・広告から人が来ていない
入口の問題とは、検索・地図・SNS・広告のいずれからも、ホームページにたどり着く人の数が足りていない状態です。入口は仕組みも効き始めるまでの時間も違うため、確認する場所がそれぞれ変わります。
検索(自然検索・SEO)
Googleは検索セントラルの「SEOスターターガイド」で、クローラーがページを見つけてインデックスに登録し検索結果に表示する仕組みを説明しています。ここでは、変更が検索結果に反映されるまで数時間から数か月かかることがあり、一般的には数週間待ってから効果を確認するよう勧められています。公開直後に問い合わせが来なくても、HP自体に問題があるとは限りません。
自社ページの見え方は、Search ConsoleのURL検査ツールで確認でき、サイトマップの送信でクロールを助けられると案内されています。担当者が社内にいない企業では、このツールを開いたことがないケースも珍しくありません。
また、Googleの自動ランキングシステムは、検索順位を操作するためでなく、人々の役に立つ有用で信頼できる情報を優先するよう作られていると説明されています。小手先の対策より、読む人の役に立つ内容を継続して公開しているかが、検索という入口の効き方を左右します。
狙う言葉と、探している人の検索意図がずれている
検索の入口で人が来ない場合、ページの出来より前に、狙っている言葉が探している人の言葉と合っていないことがあります。Googleは検索セントラルのSEOスターターガイドで、ユーザーがコンテンツを探すときに検索しそうなキーワードを考えること、知識レベルの異なるユーザーは異なるキーワードで検索する可能性があること、読者を意識して書くことが検索結果でのパフォーマンスに良い影響を与えることを案内しています。社内では当たり前の業界用語や商品名でページを作っても、お客様が悩みを検索する言葉と違えば、ページは見つけてもらえません。
確認の進め方は次のとおりです。まず、問い合わせをくれたお客様が最初に口にした言葉を、営業担当や受付から聞き取って書き出します。次に、その言葉がページのタイトル・見出し・本文に入っているかを見ます。タイトルについてもスターターガイドは、そのページに固有で、明確かつ簡潔で、内容を正確に説明しているものがよいとしています。社名だけのタイトルや、すべてのページで同じタイトルになっていないかも点検します。
地図(Googleビジネスプロフィール)
Googleビジネスプロフィール(Google Business Profile)とは、地図やローカル検索での自社の表示を無料で管理できる仕組みのことです。
Googleのヘルプでは、ローカル検索結果の順位は「関連性」「距離」「知名度」の3つで決まり、ビジネス情報を充実させることが推奨されています。口コミへの返信は、フィードバックを重視していることを示せるうえ、好意的なクチコミや有用な返信は注目度を高めるのに役立つとされています。営業時間や写真が数年前のまま止まっていると、公式が勧める「情報の充実」ができていない状態です。
地図の入口は、社内で更新の担当者を決めれば無料で改善を続けられる一方、担当が曖昧なまま放置されやすい入口でもあります。Googleビジネスプロフィールの料金(無料の範囲と有料になる費用)や、複数店舗の管理の仕組みはGoogleビジネスアカウントの料金は?|無料範囲と3つの費用で整理しています。
SNS・広告
総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、LINE利用率は全体で2014年55.1%から2024年94.9%へ増え、60代でも11.3%から91.1%まで伸びています。X・Instagramも2024年時点で50代の4割超が利用していると報告されています。SNSはもう若い世代だけの入口ではありません。
最新の「令和8年版 情報通信白書」のデータ集(総務省「通信利用動向調査」)でも、年齢階層別のSNSの利用状況は2025年に全体で82.3%、50代で86.4%、60代で78.3%、70代で67.9%と示されています。発信を受け取る側の年代は広がっていると読めます。
中小企業庁の「2025年版 小規模企業白書」では、小規模事業者の4割が事業活動にSNSを活用していると回答し、活用事業者の方が非活用事業者より新規顧客数の見通しを「増加」と答えた割合が高く、新規顧客・販路開拓に効果を感じた取組の上位にも「情報発信の強化(SNSでの発信など)」が入っていると報告されています。
さらに最新の「2026年版 小規模企業白書」では、SNSを活用した広告・マーケティングを「大いに」または「ある程度」活用している事業者はBtoCの事業者で約5割にのぼり、SNSを活用している事業者は活用していない事業者より売上高が「増加」と答えた割合が高いと報告されています。白書はこの結果を、SNSの活用が売上高の増加につながっている可能性を示すものとして述べており、因果関係を断定してはいません。
SNSを入口として使う場合、フォロワー数だけを目的にすると効果が見えにくくなる点は、インスタ集客の効果は?来店・問い合わせにつながる型と原因で詳しく説明しています。
広告は出稿直後から効果が見える入口ですが、止めれば露出も止まります。積み上がる検索・地図・SNSと、出稿中だけの広告を分けて考えると、社内の予算配分も判断しやすくなります。
ホームページの受け皿の問題:来た人が問い合わせまで進まない
受け皿の問題とは、入口からたどり着いた人が、ホームページの中で問い合わせ・電話・予約のどれにも進まず離れてしまう状態です。原因は、次の3つに加えて、スマホでの見え方・表示速度・信頼材料の不足が代表的です。
誰向けか分からない
トップページを見ても、どんな事業者・企業向けの会社かが数秒で伝わらないと、入口から来た人でも離れてしまいます。社内では当たり前の情報ほど初めての人には伝わっておらず、社内の人以外に見てもらって確認する価値があります。
次の行動が1つに決まっていない
問い合わせ・電話・資料請求・予約など選択肢が多すぎると、訪れた人はどれを選べばよいか迷い、結局どれも選ばずに離れます。SNSでも同じ考え方があり、Instagramのビジネスプロフィールは「予約する」などのアクションボタンを設定できますが、表示できるボタンは一度に1つに絞られています。ホームページでも、まず1つだけ選んでほしい行動を決めて導線を集める考え方は同じです。
更新が止まり信頼材料が古い
制作会社に依頼して公開したあと社内の更新担当が決まっていないと、実績・料金・スタッフ紹介が古いまま止まりやすくなります。訪れた人からすると「今も営業しているか分からない会社」に見え、受け皿の信頼を落とします。
スマホで見づらい・表示が遅い
Googleは、インデックス登録とランキングに、スマートフォンでクロールしたモバイル版のサイトコンテンツを使うと説明しています(モバイルファーストインデックス)。モバイル版のコンテンツがパソコン版より少ないと、インデックス登録に使われる情報が減り、トラフィックの減少が予想されるとされています。見出し・タイトル・説明・画像・構造化データはパソコン版と同じものにするよう案内されており、同じURLで同じHTMLを配信して画面の大きさに合わせて表示を変える「レスポンシブウェブデザイン」が、実装と維持が最も簡単な方式として勧められています。
表示速度については、Googleが「Core Web Vitals」という3つの指標を示しており、読み込みはLCPがページの読み込み開始から2.5秒以内、応答性はINPが200ミリ秒未満、視覚的な安定性はCLSが0.1未満が「良好」とされています。Core Web Vitalsは、他のページエクスペリエンス要素とともに検索のランキングシステムが考慮する要素の1つで、唯一の決定要因ではありません。自社サイトの数値は、Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートで確認できます。
担当者が社内でできる点検は、自分のスマートフォンで問い合わせ先までたどってみることです。電話番号がタップで発信できるか、問い合わせフォームの入力欄が押しやすいか、画像が重くて表示が遅くないかを、実際の操作で確かめます。
信頼材料(実績・お客様の声・会社情報)が足りない
初めて見る会社に問い合わせるかどうかは、「この会社に頼んでよいか」を判断できる材料があるかで決まります。Googleのガイドでは、信頼性が最も重要な要素とされ、誰が作ったコンテンツかを分かるようにすること(作成者の明示)も、確認する観点として挙げられています。企業のホームページで置きたい信頼材料を、載せ方の注意と合わせて並べます。
信頼材料 | 載せ方の注意 |
|---|---|
会社情報(所在地・代表者・連絡先) | 問い合わせ先と同じページから行ける位置に置く。古い情報を残さない |
実績・事例 | 数字を載せる場合は、集計の条件と時点を書く。実際より良く見せる表示は、景品表示法の優良誤認表示にあたるおそれがある |
お客様の声 | 掲載の許可を得たものだけを載せる。いつの声かを分かるようにする |
担当者・スタッフの紹介 | 更新の担当者を決め、退職や異動のたびに見直す |
料金や進め方の考え方 | 金額を載せない場合も、決め方(何で変わるか)は書いておく |
消費者庁は、優良誤認表示を、商品やサービスを実際より優れているように見せる表示と説明し、意図的でなくても誤った表示は規制の対象になるとしています。実績やお客様の声の数字は、根拠を社内で示せるものだけを載せてください。
ホームページで集客できているかを確かめる数字|Search Console・GBP・GA4・問い合わせ件数
自社が入口の問題か受け皿の問題かは、担当者が社内で確認できる数字で大まかに切り分けられます。Search Consoleとは、Googleが無料で提供する、自社サイトの検索での表示状況を確認できるツールです。GA4(Googleアナリティクス4)とは、サイトを訪れた人の動きを計測する、Googleの分析ツールです。
確認する数字 | 数字の状態 | 考えられる原因 | 打ち手 |
|---|---|---|---|
Search Consoleの表示回数 | 表示回数自体が少ない | 検索という入口が弱い | 検索でどんな言葉を使われたいかを整理し、ページの中身を見直す |
Search Consoleのクリック数 | 表示はあるがクリックが少ない | 検索結果に出てはいるが選ばれていない | タイトル・説明文を、読む人の悩みが伝わる書き方に見直す |
GBPの表示回数・経路検索/電話 | 表示・経路検索・電話が少ない | 地図という入口が弱い | 営業時間・写真・口コミへの返信などビジネス情報を充実させる |
GA4の訪問数と、問い合わせの完了数 | 訪問はあるが、問い合わせの完了がほとんどない | 受け皿の問題(誰向けか分からない・次の行動が1つに決まっていない・スマホで見づらい・信頼材料が足りない) | 前の章の原因を1つずつ点検する |
問い合わせ件数(実際の件数) | 入口の数字は伸びているのに問い合わせが増えない | 計測の設定漏れ、または受け皿の問題 | フォーム送信を計測できているか確認したうえで、受け皿を点検する |
計測そのものができていない会社も少なくありません。GA4では、ビジネスの成果にとって重要なアクションを測定するイベントを「キーイベント」と呼び、お問い合わせフォームの送信イベント(generate_lead)をキーイベントとしてマークする例が示されています。この設定がないと、訪問は数えられていても「問い合わせが何件完了したか」が分からず、入口と受け皿のどちらに原因があるかを切り分けられません。制作会社や運用会社に、フォーム送信が計測されているかを確認してください。
ホームページに入口を増やす手段の比べ方(効き始めまでの時間・社内の手間・費用の出方・止めたら)
入口を増やす手段は、検索SEO・地図(GBP)・SNS・広告で、効き始めるまでの時間も社内でかかる手間も異なります。比べてから、自社に合う手段を選ぶ方が現実的です。
手段 | 効き始めるまでの時間 | 社内の手間 | 費用の出方 | 止めたらどうなるか |
|---|---|---|---|---|
検索SEO | 数週間〜数か月かかることがある(前述のGoogle公式の目安) | 記事・事例ページなどを継続して公開する手間 | 社内の作業時間、または制作・運用の委託費 | 公開したページは残る。Googleは公開済みのコンテンツを見直して必要なら更新するよう案内しているが、更新が止まると順位が下がるとは公式に明記されていない |
地図(GBP) | 登録と情報の整備は無料ですぐ始められる(順位は関連性・距離・知名度で決まり、時期の公式の目安はない) | 写真・口コミ返信など定期的な更新の手間 | 無料の範囲が中心(無料の範囲と有料になる費用は関連記事で整理) | 情報が古いまま残り、訪れた人に「今も営業しているか」が伝わりにくくなる |
SNS | 継続して発信して初めて効いてくる | 企画・撮影・投稿を続ける社内の手間 | 担当者の稼働時間、または運用の委託費 | 発信を止めると新しい投稿が出なくなり、見てもらう機会が増えにくくなる |
広告 | 出稿した直後から表示される | 予算管理・入稿の手間 | Google広告のクリック単価制では、広告がクリックされたときに料金が発生し、予算の上限を設定できる | 止めた瞬間に露出も止まる |
Google広告の予算は、キャンペーンごとに「1日の平均予算」を設定し、費用が日によって増減しても、ほとんどのキャンペーンでは1日の費用が平均予算の2倍、1か月の費用が平均予算の30.4倍を超えることはないと説明されています。広告は出稿直後から効果が見える一方、積み上がる検索・地図・SNSと違い、止めれば露出も止まります。社内の予算配分は、この性質の違いで分けて考えると判断しやすくなります。
SNS・動画が効きやすいのは、前述の小規模企業白書で「情報発信の強化」が上位に挙がるとおり、会社の実態や強みを写真・動画で継続して伝えられる場面です。効きにくいのは、単発の投稿や動画で終え継続する体制が社内にない場面です。撮影済みの素材を活かして縦型の短尺動画へ仕立てる進め方は、YouTubeショートの作り方にまとめています。
SNS運用を任せたい・相談したい企業の方へ:運用代行・運用支援のご相談はこちら(株式会社PEACE)
ホームページを作り直す前に確認したい費用と補助金|リニューアルの判断
入口から人が来ているのに問い合わせが増えない場合は、受け皿であるホームページの作り直し(リニューアル)が選択肢になります。ホームページの制作費について、官公庁が横並びで示した相場は今回確認できた範囲ではありませんでした。金額は依頼先の見積もりで比べることになるため、見積もりを取る前に、社内で次の項目を決めておくと比べやすくなります。
見積もりで確認する項目 | 確認する理由 |
|---|---|
作り直す範囲(全ページか、トップと問い合わせ導線だけか) | 受け皿の問題が一部のページにあるなら、全面的な作り直しは不要な場合がある |
スマホ表示への対応(レスポンシブ) | Googleはモバイル版の内容を中心に評価するため、スマホでの見え方が含まれているかを確かめる |
問い合わせの計測設定(GA4・Search Console) | 公開後に入口と受け皿を切り分けるため。設定が含まれているかを確認する |
公開後の更新を誰がするか(社内か、委託か) | 更新担当が決まっていないと、実績や料金が古いまま止まりやすい |
ドメイン・サーバーの名義と、保守にかかる費用 | 契約が制作会社名義だと、乗り換え時に困ることがある |
費用の一部には、国の補助金が使える場合があります。小規模事業者持続化補助金の第20回公募要領(第8版・2026年7月21日付)によると、補助率は2/3、通常の補助上限は50万円で、ウェブサイト関連費は補助の対象経費の1つですが、ウェブサイト関連費のみでの申請はできず、この経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)とされています。申請受付は2026年11月5日から12月15日17時までの予定で、予定は変更されることがあります。
同じ公募要領には、ウェブサイトを50万円(税抜き)以上の費用で作成・更新すると「処分制限財産」にあたり、通常は取得日から5年間、補助事業の目的外での使用や譲渡などが制限されることがあるとも書かれています。対象は小規模事業者に限られ、採択審査があって不採択になる場合もあります。申請を考える場合は、商工会議所地区の公式ページ(商工会地区の事業者は地域の商工会)で最新の公募要領と受付状況を確認してください。
代表コメント(株式会社PEACE 古澤)
ホームページで集客できないというより、ホームページだけでは集客できない、というのが実際のところです。まず流入を作らないといけない。そのうえで、来た人が問い合わせてくれる構成になっているか、CVR(訪れた人のうち問い合わせた人の割合)を見ます。穴の空いたバケツに広告費を上げても意味がないので、この両方が必要です。 どこから直せばいいか分からなければ、気軽に相談してください。流入と受け皿のどちらに穴があるかから、一緒に見ていきます。
企業がホームページの集客を外注・自動化するときの判断ポイント
制作会社と運用会社は役割が異なります。制作会社は新規制作・リニューアルを担当し、公開後の更新や入口を増やす運用は運用会社や社内担当が引き継ぐのが一般的です。役割分担が曖昧だと、公開後「誰が更新するのか」が決まらず、受け皿が古いまま止まる原因になります。
外注・自動化を決める前に、社内で次の3つを書き出しておくと判断がぶれません。
- 検索・地図・SNS・広告のうち、どの入口を月に何回動かすつもりか
- 担当者の名前と、その人が月に使える時間(人件費として金額に置き換えて比べる)
- 外部に任せる範囲と社内に残す範囲(更新の承認・数字の確認など)をどこで線引きするか
社内には、Search ConsoleとGBPの数字を月1回確認し問い合わせ件数と照らし合わせる役割だけは残しておくと、外注先の動きを評価しやすくなります。
SNS運用を外注するときの費用の見方はインスタ運用の費用はいくら?|3パターンで年間コスト比較で、企業のSNS活用の目的別の判断基準は企業のSNSメリット・デメリット|目的別の判断基準と費用比較で整理しています。
SNS運用を任せたい・相談したい企業の方へ:運用代行・運用支援のご相談はこちら(株式会社PEACE)
よくある質問(FAQ)
ホームページを作ったのに問い合わせが来ないのは、珍しいことですか?
珍しいことではありません。原因は、検索・地図・SNS・広告という入口が足りていないか、次の行動が1つに決まっていない受け皿の作りのどちらか、または両方にあることが多くあります。まずは「ホームページで集客できているかを確かめる数字」の章で、社内にある数字を確認することから始められます。
検索で上位に出るまで、どのくらい待てばいいですか?
Google公式のSEOスターターガイドでは、変更の反映まで数時間〜数か月かかることがあり、一般的には数週間待って効果を確認するよう案内されています。公開・修正直後に判断せず、Search ConsoleのURL検査ツールで見え方を確認しながら様子を見る進め方が現実的です。
Googleビジネスプロフィールと自社ホームページ、どちらを先に整えるべきですか?
どちらか一方ではなく役割が違います。Googleビジネスプロフィールは近くの人に見つけてもらう地図の入口、ホームページはそこから来た人が判断する受け皿です。地図の整備は無料で始められるため、まず営業時間・写真・口コミ返信を整え、その後ホームページの受け皿を点検する順番が取り組みやすいでしょう。
スマホでの見え方や表示速度は、どう確認すればよいですか?
自分のスマートフォンで、トップから問い合わせ完了までを実際に操作してみるのが最初の確認です。数値で見る場合は、Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートで、読み込み・応答性・視覚的な安定性の状態を確認できます。Googleはモバイル版のコンテンツを中心にインデックス登録とランキングを行うため、スマホ版の内容がパソコン版より少なくならないようにします。
アクセス解析(GA4)は入れないといけませんか?
入れることをおすすめします。訪問の数だけでなく、問い合わせフォームの送信を「キーイベント」として計測しておくと、入口から人が来ていないのか、来ても問い合わせに進んでいないのかを切り分けられます。導入と設定は、制作会社や運用会社に依頼する方法もあります。
SNSを始めれば、ホームページの集客は改善しますか?
SNSを始めるだけでは改善しません。SNSは入口の1つに過ぎず、フォロワーが増えてもホームページ側の受け皿(誰向けか・次の行動・更新)が整っていなければ問い合わせにつながりにくく、SNSと受け皿の点検はセットで進める必要があります。
Googleビジネスプロフィールは無料で使えますか?
はい。Googleビジネスプロフィール ヘルプに、マップと検索でのビジネスの表示を無料で管理できると明記されています。有料になるのはGoogle広告・Google Workspace・外部への運用委託などを選んだときです。無料の範囲と有料になる費用の整理はGoogleビジネスアカウントの料金は?にまとめています。
ホームページを作り直せば、問い合わせは増えますか?
原因が受け皿にある場合に限って、改善の余地があります。誰向けか分からない・次の行動が1つに決まっていない・スマホで見づらい・信頼材料が足りない・更新が古い、のどれかに当てはまるなら、作り直しや手直しで問い合わせにつながりやすくなります。一方、検索・地図・SNSから来る人そのものが少ない場合は、作り直しても来る人は増えにくいため、先に3つの数字で入口と受け皿を切り分けるのが順序として確実です。
ホームページの作り直しに、補助金は使えますか?
小規模事業者であれば、小規模事業者持続化補助金のウェブサイト関連費が対象経費の1つです。ただし、ウェブサイト関連費のみでの申請はできず、この経費の上限は30万円(税込)です。採択審査があり、受付期間も決まっているため、最新の公募要領を公式ページで確認してください。
ホームページの集客を立て直したいとき、最初の窓口はどこになりますか?
社内に発信を担える人がいるかどうかで分かれます。担当者がいて作業量を軽くしたいなら、SNS ENGINEの資料で投稿・予約・分析の進め方を確かめるところから始められます。発信や更新まで手が回らないなら、運用代行・運用支援に相談して、任せる範囲と社内に残す範囲を一緒に決める方法があります。インスタ・TikTok・YouTubeなど、どの入口が自社に合うか試してから決めたい場合は、無料トライアルで複数の媒体を実際に動かしてみるのも一つの手です。
まとめ
・ホームページで集客できない原因は、人を連れてくる「入口」(検索・地図・SNS・広告)が足りないか、来た人が判断する「受け皿」の中で次の行動が決まっていないか、そのどちらか(または両方)
・検索は反映まで数週間〜数か月かかることがあり、探している人の言葉とページの言葉が合っているかも確かめる。Search ConsoleのURL検査ツールで見え方を確認できる
・地図(Googleビジネスプロフィール)は関連性・距離・知名度で順位が決まり、公式は情報の充実と口コミへの返信を勧めている
・SNSはLINE・X・Instagramとも幅広い年代に使われる入口になっており、単発の発信ではなく継続がカギ。インスタ集客の効果は?来店・問い合わせにつながる型と原因もあわせて参考にしてください
・受け皿の問題は、誰向けか分からない・次の行動が1つに決まっていない・更新が古い・スマホで見づらい・信頼材料が足りない、が代表的。GA4で問い合わせの完了数を計測して切り分ける
・作り直す前に、範囲・スマホ対応・計測設定・更新の担当を決めて見積もりを比べる。小規模事業者は持続化補助金のウェブサイト関連費(上限30万円・単独申請不可)が使える場合がある
次の一歩として、Search Console・GBP・GA4・問い合わせ件数の数字をまず社内で確認し、入口と受け皿のどちらに手を打つべきかを見極めるところから着手してみてください。
更新日:2026年10月4日 一次情報確認日:2026年10月4日
運営:株式会社PEACE
出典(一次情報・確認日)
・Google検索セントラル「SEOスターターガイド」(2026年10月4日確認/クローラーがページを見つけてインデックスに登録し検索結果に表示する仕組み。変更の反映まで数時間〜数か月かかることがあり数週間待って確認するよう案内。URL検査ツール・サイトマップ送信に言及。あわせて、ユーザーが検索しそうなキーワードを考える・タイトルはそのページに固有で明確かつ簡潔にする・公開済みのコンテンツを確認し必要なら更新する旨を確認)
・Googleビジネスプロフィール ヘルプ「Googleのローカル検索結果のランキングを改善するヒント」(2026年10月4日確認/順位は「関連性」「距離」「知名度」の3つで決定。ビジネス情報の充実を推奨し、口コミに返信するとフィードバックを重視していることを示せる、好意的なクチコミや有用な返信は注目度を高めるのに役立つと明記)
・総務省「令和7年版 情報通信白書」(2026年10月4日確認/LINE利用率は全体で2014年55.1%→2024年94.9%、60代は11.3%→91.1%。X・Instagramも50代で2024年に4割超が利用)
・総務省「令和8年版 情報通信白書」データ集「年齢階層別SNSの利用状況」(2026年10月4日確認/出典は総務省「通信利用動向調査」。2025年のSNSの利用状況は全体82.3%、50代86.4%、60代78.3%、70代67.9%)
・中小企業庁「2026年版 小規模企業白書」第2部第1章第2節(2026年10月4日確認/SNSを活用した広告・マーケティングはBtoCの事業者の約5割が活用。活用している事業者は活用していない事業者より売上高が「増加」と答えた割合が高い)
・中小企業庁「2025年版 小規模企業白書」第2部第1章第1節(2026年10月4日確認/小規模事業者の4割がSNS活用と回答。活用事業者は非活用事業者より新規顧客数見通しを「増加」と答えた割合が高く、効果を感じた取組の上位に「情報発信の強化(SNSでの発信など)」)
・Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」(2026年10月4日確認/自動ランキングシステムは検索順位を操作するためでなく人々の役に立つ有用で信頼できる情報を優先するよう作られていると明記)
・Instagramヘルプ「Instagramビジネスプロフィールのアクションボタンについて」(2026年10月4日確認/プロフィールに「予約する」などのアクションボタンを設定可能。表示できるボタンは一度に1つと明記)
・Google検索セントラル「モバイル ファースト インデックスに関するおすすめの方法」(2026年10月4日確認/Googleはスマートフォンでクロールしたモバイル版のコンテンツをインデックス登録とランキングに使う。モバイル版の内容が少ないとトラフィック減少が予想される。見出し・タイトル・説明・画像等を同じにする。レスポンシブウェブデザインを推奨)
・Google検索セントラル「Core Web Vitals とGoogle検索」(2026年10月4日確認/LCP(読み込み開始から2.5秒以内)・INP(200ミリ秒未満)・CLS(0.1未満)が良好の基準。検索のランキングシステムが考慮する要素の1つで、Search ConsoleのCore Web Vitalsレポートで確認できる)
・アナリティクス ヘルプ「Google アナリティクスのコンバージョンとキーイベント」(2026年10月4日確認/ビジネスの成果にとって重要なアクションを測定するイベントがキーイベント。お問い合わせフォームの送信イベント(generate_lead)をキーイベントとしてマークする例)
・Google 広告ヘルプ「1 日の平均予算について」(2026年10月4日確認/キャンペーンごとに1日の平均予算を設定する。ほとんどのキャンペーンで1日の費用の上限は平均予算の2倍、1か月の上限は30.4倍)
・消費者庁「優良誤認とは」(2026年10月4日確認/商品・サービスを実際より優れていると見せる表示。意図的でない誤った表示も規制対象。根拠資料の提出を求められることがある)
・小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠> 第20回公募要領(第8版・2026年7月21日)(2026年10月4日確認/補助率2/3、補助上限50万円。ウェブサイト関連費は単独申請不可・上限30万円(税込)。50万円(税抜)以上のウェブサイトは処分制限財産。受付は2026年11月5日〜12月15日17時(予定))
SNS運用のご相談
SNS運用を任せたい・
相談したい企業の方へ
運用代行・運用支援(ショート動画制作・採用SNSを含む)は、
株式会社PEACEが直接お受けします。
フォームは「運用について相談したい」が選ばれた状態で開きます。
