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SNS運用代行の相場はいくら?見積が高いか分かる月額の内訳【2026年10月】

SNS ENGINE編集部執筆:SNS ENGINE編集部
SNS運用代行の相場はいくら?見積が高いか分かる月額の内訳【2026年10月】

「出された見積が高いのか安いのか判断できない」。そんな企業の経営者・SNS担当の方に向けて、結論から書きます。SNS運用代行には、官公庁の統計などで公表された業界共通の相場が見当たりません。金額の良し悪しは、月額の中に「何が入っているか」を読めるかどうかで決まります。この記事では、自治体が公表している運用業務の委託上限額と、社内で運用した場合のコストを判断材料として並べ、見積の内訳の読み方まで説明します。

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見るもの

この記事の章

1. 中身を読む

企画・制作・投稿・分析・報告のどれが月額に入っているか

月額に何が含まれている?

2. 大まかな位置を見る

自治体の公表上限額(月あたり約20万〜106万円)と業務の範囲

月額相場はいくら?

3. 自社でやる場合と比べる

担当者の時間×時給約2,313円

中小企業の予算でも頼める範囲は?

4. 高ければ範囲を見直す

制作物の重さ・頻度・本数・自社でできる作業

削れる項目は?

SNS運用代行の月額相場はいくら?公的な相場は見当たらず、判断材料は2つ

SNS運用代行の月額について、公的機関が示した統一の相場は、今回確認した官公庁の資料には載っていません。2026年10月9日時点で、運用代行の料金を横断的にまとめた官公庁の統計は見当たりませんでした。

SNS運用代行とは、企業のSNSアカウントの企画・制作・投稿・分析といった日々の運用を、外部の会社や個人に任せる契約のことです。同じ名前でも、投稿だけを頼む契約と、戦略づくりから報告まで頼む契約では、中身も金額も別物になります。

そこでこの記事では、民間会社の料金表ではなく、次の2つを判断材料にします。

  • 自治体が公式サイトで公表した、SNS運用業務の委託の上限額(次の見出しで表にします)
  • 社内の人が運用した場合のコスト(「中小企業の予算でも頼める範囲」の節で表にします)

見積が出たら、この2つに当てはめて「大まかな位置」を確かめ、そのうえで内訳を読む、という順番がおすすめです。

自治体が公表した運用業務の委託上限額(月あたり換算)

自治体は、SNS運用を外部に委託する際、募集要項や仕様書で上限額と業務の範囲を公表しています。次の表は、各自治体の公式サイトの募集ページ・募集要領・仕様書で確認できた5件です(東美濃歴史街道協議会は募集ページの記載のみ)。

自治体・年度

業務の範囲(投稿の頻度など)

期間

上限額(税込)

月あたり換算

埼玉県・令和6年度(Instagram公式アカウント運用等)

企画案の作成、投稿の作成・投稿(週3回程度)、月次報告・分析、職員の運用支援、広報アンバサダー募集の支援

12か月(2024年4月〜2025年3月)

8,686,000円

約72万円(8,686,000÷12)

埼玉県・令和7年度(Instagram運用サポート)

投稿案への助言、分析と月次報告。投稿は県が行う(フィード・リールは週2回程度、ストーリーズは週4〜5回程度)

12か月(2025年4月〜2026年3月)

2,904,000円

約24万円(2,904,000÷12)

東京都江東区・令和7年度(Instagramアカウント運営)

企画・取材・撮影・編集・投稿(月4本程度)、学生投稿の支援(月1本程度)、キャンペーン企画、月次報告。広告配信は任意で、行う場合はその費用も契約額に含む

約12か月(契約締結日の翌日〜2026年3月31日)

12,742,400円

約106万円(12,742,400÷12)

広島市・令和7年度(SNS活用プロモーション)

SNS漫画の制作と投稿、市のSNSアカウントの記事投稿(原則、週2回以上)など

約11か月(契約締結日〜2026年3月31日。仮に11か月で換算)

6,644,000円

約60万円(6,644,000÷11)

東美濃歴史街道協議会・令和8年度(Instagramを活用した情報発信)※土岐市の公式サイトで公表

協議会の公式Instagramアカウントを運営し、東美濃地域の魅力を発信(投稿本数の記載はページにありません)

約9〜10か月(契約締結日〜2027年3月24日。募集ページで審査結果の通知・公表が2026年6月上旬の予定とされているため、10か月で換算)

2,000,000円

約20万円(2,000,000÷10)

この表の読み方には、次の注意が必要です。

  • 金額は「上限額」であり、実際の契約額ではありません。 上限額は自治体が確保した予算の枠です。
  • 契約期間が「契約締結日から」の案件は、実際の期間が表の月数より短くなる場合があります。月あたりの金額は目安です。
  • 自治体案件は、広報・観光・シティプロモーションが目的で、官公庁特有の報告や調整が入ります。民間企業の集客目的の運用と、条件が同じではありません。
  • 業務の範囲がまったく違います。埼玉県の令和7年度分は助言と分析が中心で、投稿は県が行います。江東区は撮影・取材・キャンペーンまで含み、広告を配信する場合はその費用も契約額に含めます。

この表から言えるのは、同じSNS運用の委託でも、月あたり約20万円から約106万円まで、業務の範囲によって5倍ほど開くということです。金額だけでは比べられず、範囲を見る必要があります。

出典:埼玉県 令和6年度の実施ページ・同 仕様書(案)、埼玉県 令和7年度の実施ページ・同 仕様書(案)、江東区 募集要領・同 仕様書、広島市 公募型プロポーザル説明書、土岐市 募集・審査結果のページ。

月額に何が含まれている?企画・制作・投稿・分析・報告の5つ

月額に含まれる中身は、おおむね企画・制作・投稿・分析・報告の5つです。見積書にこの5つがそれぞれ書かれているか、書かれていないならどこに含まれているかを確かめるのが、読み解きの第一歩です。

自治体の仕様書も、同じ流れで業務を並べています。たとえば江東区の仕様書は、投稿方針・KPIの設定と月間・年間の計画づくり、企画・取材・撮影・編集・投稿、効果測定、月次の報告書までを一続きの業務として書いています。

工程

具体的な作業

見積で確認すること

企画(戦略・計画)

目的とターゲットの整理、投稿方針、月間の投稿計画

初期費用か月額に含まれるか。毎月の企画会議があるか

制作

文面、画像、動画の撮影・編集

1か月の本数。動画の編集は別料金か。撮影は含まれるか

投稿

投稿作業、ハッシュタグ、投稿日時の管理

誰が投稿するか。承認の流れは何段階か

分析

閲覧数、反応、フォロワーの動きの確認

見る指標は何か。改善案まで出るか

報告

月次の報告書、定例の打ち合わせ

回数と形式(書面か会議か)

このうち、返信やコメント対応、広告の運用、キャンペーンの企画は、月額に入っているかどうかが会社によって分かれやすい項目です。江東区の仕様書でも、キャンペーンやイベントの企画・実施を別の業務として列挙しています。

上のどの工程が「自社でやる」「任せる」になっているかを、見積を受け取る前に社内で決めておくと、あとで比較しやすくなります。

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中小企業の予算でも頼める範囲は?社内でやった場合の費用と比べる

予算が限られる中小企業でも、任せる工程を絞れば現実的な範囲で頼めます。判断するには、自社の社員が運用した場合のコストを、時給から計算して見積と比べるのが近道です。

厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和7年分結果確報」では、調査産業計(事業所規模5人以上)の一般労働者について、所定内給与が340,634円、所定内労働時間が147.3時間と公表されています(厚生労働省 概況、結果ページ)。ここから、時給の目安は次のように出せます。

> 340,634円 ÷ 147.3時間 = 約2,313円

この時給を使って、社内で運用した場合の月額と年額を計算します。月の作業時間は、運用の内容に応じた仮の時間です。

運用のイメージ

月の作業時間(仮)

月額(時給2,313円)

年額(×12か月)

週2回ほどの投稿を、写真と短い文章で続ける

20時間

46,260円

555,120円

投稿に加えて、反応の確認と簡単な改善まで行う

40時間

92,520円

1,110,240円

企画・撮影・動画の編集・分析・報告まで一通り行う

80時間

185,040円

2,220,480円

この表には、次のことが入っていません。実際の人件費はこれより高くなります。

  • 賞与や、会社が負担する社会保険料などは入っていません(ここで使った数字は所定内給与のみです)。
  • 担当者がSNS運用以外にやるはずだった仕事を後回しにしたコストは入っていません。
  • 撮影機材、編集ソフト、有料ツールの費用も入っていません。

見積と比べるときは、次の見方をします。

  1. 見積の月額が、社内の「仮の時間×2,313円」より大きく安いなら、中身が薄い(任せる工程が少ない)可能性があります。
  2. 社内コストより高い場合は、「社内にない専門性や制作体制」を買っているかどうかで判断します。
  3. 社内コストと近い場合は、時間が空く分を別の仕事に回せるか、という面で比べます。

> 広告費は、運用代行の費用と分けて考えます。Metaの公式ヘルプには、広告マネージャで広告の予算をあとから変更する手順が案内されています(Metaビジネスヘルプセンター「Meta広告マネージャで予算を変更する」)。広告費は、広告を出す側が決めて変えられる費用です。代行料に広告費を含めるのか別なのかは、見積の段階で必ず確認してください。江東区の事例のように、広告を配信する場合はその費用まで契約額に含める形もあります。

安い会社と高い会社は何が違う?見積の差が出る5つの要素

見積の差は、おもに「任せる工程の幅」「制作物の重さ」「対応の頻度」「人の体制」「契約期間」で説明できます。会社そのものの良し悪しではなく、中身の違いである場合が多いのです。

差が出る要素

金額が低めになりやすい条件

金額が高めになりやすい条件

任せる工程の幅

投稿の代行や助言だけ

企画から分析・報告まで一括で任せる

制作物の重さ

文章と既存の写真が中心

撮影・動画編集・取材がある

対応の頻度

週1〜2回の投稿、月1回の報告

毎日の投稿、返信対応、週次の打ち合わせ

人の体制

担当が1人で兼務

企画・制作・運用で担当が分かれる

契約期間

最低期間が長い、または年間契約の場合がある

短期・単発の場合がある

表のとおり、安いか高いかは単純に比べられません。同じ工程・同じ本数・同じ報告頻度にそろえて、はじめて金額を比べられます。

自治体の例でも、同じInstagramの運用で月あたり約24万円の案件(助言と分析が中心)と約106万円の案件(取材・撮影・キャンペーンを含み、広告を出す場合はその費用も含む)があり、中身が大きく違います。

また、金額が低い見積では、次の点が別料金になっていないかを確認してください。

  • 初期費用(アカウントの設計、投稿方針づくり)
  • 画像・動画の制作費
  • 追加の修正回数
  • 解約時の条件

反対に、金額が高い見積では「何に対する金額か」を一つずつ聞き、説明できない項目がないかを見ます。

極端に安い、または高い見積を受け取ったときは、金額の前に次の3点を聞くと中身が見えます。

  • どうやって投稿するか:各SNSの公式機能や、公式に認められたツールで投稿するのか。アカウントのルールに反する方法だと、アカウントの停止につながることがあります
  • アカウントをどう渡すか:パスワードを渡す形ではなく、公式の権限の機能で渡せるか(後の「アカウントの権限」で説明します)
  • 成果をどう約束しているか:フォロワー数などの数字を約束する見積は、その数字が自社の目的(来店・問い合わせ・採用)とつながっているかを確かめます

飲食店など業種で相場は変わる?本数と撮影の有無で変わる

業種そのものよりも、業種によって必要になる制作物(写真・動画・撮影)の量が変わるため、結果として金額が変わります。

たとえば飲食店は、料理や店内の写真・動画が投稿の中心です。そのため、撮影の頻度と、動画の本数が見積に大きく響きます。一方、BtoBの会社は、写真よりも文章や図解が中心になることが多く、制作の内容が違います。

業種のタイプ

投稿の中心

見積で確認すること

飲食店・小売店

料理や商品の写真・動画、店内の様子

撮影が月何回か。撮影費は別か。店舗に来てもらう交通費の扱い

美容・サービス業

ビフォーアフター、スタッフ紹介

肖像の許可(出演する人の同意)の扱い。動画の編集本数

BtoB・専門サービス

事例、お役立ち情報、図解

取材や監修を誰がするか。専門用語の確認の流れ

飲食店の集客でSNSをどう使うかは、飲食店の集客方法の記事でも整理しています。運用代行を頼む前に、集客の全体像を確認するのに役立ちます。

また、プラットフォームごとにも作業が違います。Instagramの運用はインスタ運用代行の記事、TikTokはTikTok運用代行の記事、XはX運用代行の相場の記事で、それぞれの特徴をまとめています。Instagramに特化して費用感を知りたい場合は、インスタ運用の費用の記事も参考になります。

見積を比べるとき、確認する項目は?10の項目を同じ条件で並べる

見積を比べるときは、「工程」「本数」「制作」「報告」「広告費」「契約」「権利」の7項目に、「初期費用」「広告運用の手数料」「見直しの時期」を加えた10項目を、会社ごとに同じ形で書き出します。金額はその後に比べます。

確認項目

聞くこと

書き出す例

工程

企画・制作・投稿・分析・報告のどれが月額に入るか

企画:含む/分析:含む/返信:別

本数

月に何本、どの形式(画像・動画・ストーリーズ)か

投稿8本、うち動画2本

制作

撮影・編集は誰が、何回まで含むか

撮影は月1回まで含む

報告

報告の頻度、形式、改善案の有無

月1回の書面報告と30分の会議

広告費

代行料に含むか別か。誰が予算を決めるか

広告費は別。予算は自社で決める

契約

最低契約期間、解約の条件、更新

6か月、1か月前に通知

権利

制作物の著作権、アカウントの権限

制作物は自社に帰属

初期費用

アカウントの設計や投稿方針づくりが、初月だけ別にかかるか

初期費用あり(内訳を確認)

広告運用の手数料

広告を任せる場合、広告費とは別に運用の手数料がかかるか

手数料あり/なし、計算の仕方

見直しの時期

何か月目に、どの数字を見て続けるか決めるか

1か月目は投稿の型、3か月目は問い合わせ数で判断

特に見落としやすいのが、「権利」と、契約後に効いてくる「見直しの時期」です。見直しの時期は、成果が出るまでの期間に公的な目安が見当たらないため、契約前に自社で決めておく項目です。権利については次のとおりです。

制作物の権利:自治体の仕様書には、成果品の著作権の扱いが書かれています。たとえば埼玉県の仕様書は、委託によって撮影・作成した成果品の著作権が県に帰属すると定めています(受託者が元から持つ素材は除く)。民間の契約でも、契約が終わったあとに制作物を自社で使えるかどうかを必ず確認してください。

アカウントの権限:運用を外部に任せるとき、パスワードをそのまま渡す方法は避けたいところです。Metaには、ビジネスポートフォリオで外部のビジネス(パートナー)からのアクセスリクエストを承認し、ページへのアクセス権を付与する仕組みがあります(Metaビジネスヘルプセンター)。契約前に、どの権限をどの方法で渡すのか、契約終了時に権限をどう戻すのかを決めておくと安心です。

フリーランスに頼む場合に確認すること

個人(フリーランス)に頼む場合は、発注する側にも守る決まりがあります。公正取引委員会の特設サイトによれば、業務を委託したときは、報酬の額や支払期日などの取引条件を、書面か電磁的方法(メールなど)で明示する必要があります(公正取引委員会 フリーランス法特設サイト)。報酬の支払期日についても、受け取った日から数えて60日以内で、できる限り短い期間内に定めることが求められています。見積書だけで済ませず、業務の範囲と報酬、支払日を文面に残しておくと、後の行き違いを防げます。

個人と会社のどちらに頼むかは、金額よりも「止まったときに誰が代わるか」で比べます。

比べる点

個人(フリーランス)に頼む

会社に頼む

発注時の書面

取引条件をメールなどで明示する義務がある(フリーランス法)

契約書・見積書で取り交わす

担当が休んだとき

本人が止まると運用も止まりやすい

社内の別の担当が引き継げる場合がある(一般的な傾向。契約で確認)

窓口

本人と直接やり取りでき、話が早い

営業・制作・運用で窓口が分かれることがある

引き継ぎ

契約終了時の素材・権限の返し方を個別に決める

手順を用意している会社もある(一般的な傾向。契約で確認)

相場より高いと感じたら、削れる項目は?5つの順番で見直す

見積が高いと感じたら、全体を値切るのではなく、「任せる範囲」を見直すのが近道です。削る順番の目安は次のとおりです。

順番

見直す項目

削る・変える内容

気をつけること

1

制作物の重さ

動画の本数を減らす、撮影を月1回にまとめる

反応が出やすい形式を残す

2

対応の頻度

週次の打ち合わせを月次にする

判断が遅れない連絡手段は残す

3

投稿の本数

毎日の投稿を、週数回に絞る

本数より継続できることを優先する

4

自社でできる作業

写真の撮影や返信対応を自社で行う

社内の時間(先ほどの表)を含めて比べる

5

契約の形

最低契約期間や、解約の条件を調整する

期間を短くすると月額が上がる場合がある

反対に、削ってはいけないのは、分析と改善の部分です。投稿だけを続けても、何が反応を得たかを見直さなければ、次の投稿が良くなりません。この記事で確認した埼玉県(令和6・7年度)と江東区の仕様書でも、月次の報告を業務に含めています。

見直しは、先に「SNSで達成したいこと」を一つ決めてから行います。たとえば「来店の予約を増やす」と決めれば、予約につながりにくい投稿の形式を減らす、という判断ができます。

企業がSNS運用を外注・内製・ツール化するときの判断ポイント

外注するか、内製するか、ツールで自動化するかは、「社内の時間」「専門性」「続けやすさ」の3点で判断します。

SNS運用代行の見積を比べる4つの手順(目的を決める・自社の工程を出す・残りを見積に出す・社内コストと比べる)

方法

向いているケース

費用の考え方

内製(社内で運用)

投稿の頻度が少なく、社内に発信できる担当がいる

担当者の時間×時給(前の表)。ツール費が別にかかる

外注(運用代行)

専門性や制作体制が必要で、社内の時間が足りない

月額の内訳(5つの工程)を読み、範囲を決めて頼む

ツール化(運用を支援するツールの利用)

投稿の予約や分析を効率化し、自分たちで回したい

ツール利用料と、使いこなすための社内の時間

3つは、どれかを選ぶものではなく、組み合わせることもできます。たとえば「企画と分析は外部に相談し、投稿は自社で行う」という形は、費用を抑えやすい進め方です。

判断の手順は次の3つです。

  1. 達成したいことを一つ決める(来店、問い合わせ、採用など)。
  2. 5つの工程(企画・制作・投稿・分析・報告)のうち、自社でできるものを書き出す。
  3. 自社でできない工程だけを見積に出し、社内コストと比べる。

SNS ENGINEでできることは、SNS ENGINEとはの記事にまとめています。

SNS運用を任せたい・相談したい企業の方へ:運用代行・運用支援のご相談はこちら(株式会社PEACE)

よくある質問(FAQ)

SNS運用代行の相場は、いくらくらいですか?

今回確認した官公庁の資料には、業界共通の相場は載っていません。参考になる公的な数字として、自治体が公表した運用業務の委託上限額を月あたりに直すと、約20万円から約106万円まで開きがありました。これは業務の範囲や広告費の有無が違うためで、上限額は実際の契約額でもありません。自社の見積は、含まれる工程をそろえて比べてください。

社内で運用した場合は、いくらかかりますか?

厚生労働省の統計から出した時給の目安は約2,313円です。月に20時間なら約4.6万円、40時間なら約9.3万円、80時間なら約18.5万円です。賞与や社会保険料は入っていないため、実際はもう少し高くなります。

広告費は運用代行の費用に含まれますか?

会社によって違います。含む場合も、別の場合もあります。Metaの広告は、広告を出す側があとから予算を変えられるため、予算の決め方と請求の流れを見積の段階で確認してください。

見積書で最低限確認することは何ですか?

工程、投稿の本数、制作の範囲、報告の頻度、広告費、契約期間、制作物の権利の7つに、初期費用・広告運用の手数料・見直しの時期を加えた10項目です。これを会社ごとに同じ形で書き出せば、金額の差が何から来ているかが見えます。

結局、自分たちはどう動けばいいですか?

状況によって次の3つに分かれます。

  • 自分でやってみたい → SNSの運用を自分たちで回すなら、SNS ENGINEの機能で投稿の準備や管理の負担を減らせます。
  • 手が回らない、見積の判断に迷う → 運用代行・運用支援の相談をご利用ください。見積の読み方や、任せる範囲の整理からお手伝いします。
  • 複数の媒体を試したい → 無料トライアルで、複数のSNSの運用を試せます。

まとめ

SNS運用代行の見積は、金額だけでは高いのか安いのかを判断できません。公的な相場が見当たらないため、次の3つを順に行うのが確実です。

  1. 5つの工程(企画・制作・投稿・分析・報告)のうち、何が入っているかを読む。
  2. 自治体の公表額や、社内でやった場合のコスト(時給約2,313円×時間)と並べて、大まかな位置を確かめる。
  3. 高いと感じたら、全体を値切るより、制作物の重さや対応の頻度など「任せる範囲」を見直す。

媒体ごとの見積の考え方は、X運用代行の相場の記事でも、内製との比べ方を含めて整理しています。

更新日:2026年10月9日 一次情報確認日:2026年10月9日 運営:株式会社PEACE

出典(一次情報・確認日:2026年10月9日)

AUTHORこの記事を書いた人
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SNS ENGINE編集部は、福岡の株式会社PEACEが運営するSNSマーケティングの編集チームです。PEACEは2021年の創業以来、SNS運用代行・TikTok運用・ショート動画制作・MEO対策・Webマーケティングから採用支援まで、企業の集客と採用を支援しており、SNS運用ツール「SNS ENGINE」を企画・提供しています。

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